Sun Java Studio Creator

今日用賀のSunのビルでやってた無料セミナーに参加してきました。で、Sun Java Studio Creatorのデモを見ました。アプリケーション設計者・WebデザイナーJavaプログラマーとの分業が容易になる、というのを売りにしてましたが、分業が重要となるような規模のアプリ開発にはまだ物足りないかなぁ、という印象。上級プログラマーにはJavaコードの断片(コードクリップと言うらしい)を作成しといてもらい、初級プログラマーが仕様書通りにそのコードクリップをインポートしていくことで簡単にアプリケーションが出来ていく、というお話だったんですが、デモを見る限り静的にコードをインポートしてるだけ。コピペするのと全く変わらん。動的なインポートが可能になればまだ使えそうではあるんですけどね。この辺は製品版までに改善されるのかもしれませんが*1
ただ、本当にさくさくっと作れるようなので、小規模なアプリを作るにはよさげです。まさにVBチック。最大の問題はどんなソースを吐いてくれるんか、ってことっすね。そこまではよく見れませんでした。その質によって、どれだけミッションクリティカルなアプリに使えるかどうかが決まるかな。なおSun Java Studio CreatorのEA版は来月出るそうです。それまで待てない人はJTC2004で触ってください。
また、製品版の価格は、大体4〜5万くらいになるんじゃないかって話です。最近のSunのライセンス形体に則って、1年間1人あたりいくら、とかいうライセンスも用意するようです。
ちなみに、他のセッションではJava in the BoxのさくらばさんによるTigerの紹介などもありました。早く業務で使いたい……。

*1:というか、コードクリップなんて妙な断片用意するよりもFacadeクラス用意しておきゃいいじゃん……