自殺者、その背後

日本労働研究機構の報告書(自殺防止対策有識者懇談会報告「自殺予防に向けての提言」)によれば、日本では、自殺は死因の第6位となっているそうです。物質的な豊かさは確実に増加しているはずなのに…。元記事では対策として、

  • 「働きやすい職場づくり」
  • 経済・生活問題にアプローチ

といった点を挙げているようです。だが、この原因は何なのか煎じ詰めて考えてみれば、結局「目的意識」の喪失、ということではないかと。仕事にせよ趣味にせよ、何かしら将来への目的意識を持つ人は自殺なんて考えない。逆に、目的意識を持たず、毎日の生活に安住してしまっている人の方にこそ、自殺への萌芽が生まれてしまうのではないか。安住している生活が死ぬまで続くのであればよいが、そんな都合よく行かないのが人生。失業や配偶者の死など、いくらでも生活を崩壊させる要因は存在する。しかし、目的意識を持った人ならば、そのような状況にも耐えやすいと思います。
今の俺には漠然とした目標しかない。ただ、今の生活に安住するのは良くない、という確信は抱いてます。これからいろいろもがいてみようかと。一度しかない人生。死ぬときには幸せに死にたいから。
#何か青臭いこと言ってるな…。